オーストラリアが急成長の時代にあった1960年代に、ニューサウスウェールズ大学およびシドニー大学に加え3校目の高等教育機関として、シドニーにマッコーリー大学が設立されました。1964年に連邦政府によるマッコーリー大学議定書を通過し、その後1967年から実質的に大学として運営が始まりました 。マッコーリーという名称はニューサウスウェールズの重要な総督ラクラン・マッコーリーに因んでいます。
1969年にはマッコーリー経営大学院が設立されました。その後、1990年に高等教育議定書によりSydney College of Advanced Educationの研究機関を吸収し、さらに専門的な大学院教育を進めるようになりました。
マッコーリー大学はオーストラリア大学史上初、女性の学長を輩出した大学としても知られており、常に先駆的な教育を追求している大学でもあります。 言語学・聴覚学は世界的にもトップレベルであり、TESOL(英語教授法)、翻訳・通訳などの専攻にも強い大学です。オーストラリア人にとって最も親しみのある辞書である「マッコーリー辞書」は、本大学から出版されています。
 
学生およびスタッフ数(2017年度)

全体学生数 40,209名
現地学生数 31,568名
留学生数 8,641名
大学院生数 10,520名
学部生数 29,700名
アカデミックスタッフ数 3,199名